すでにニースを率いるパトリック・ヴィエラ監督は、バロテッリの放出を容認しているとされており、今冬の移籍市場でクラブを離れることが濃厚とされている。18年末には、日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルが獲得に乗り出すという報道もあったが、行き先は、日本代表DF酒井宏樹が所属するフランスの名門マルセイユか、母国イタリアのサンプドリアに絞られたようだ。
現在、マルセイユは首位パリ・サンジェルマンと勝ち点20差とリーグ優勝は絶望的な状況だが、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる3位までは勝ち点5差にある。一方のサンプドリアは、セリエA前半戦の19試合を終えて勝ち点29の7位。こちらもCL出場圏の4位までは勝ち点3差と上位躍進のチャンスは残されている。
昨季は公式戦38試合出場26得点を記録してイタリア代表への復帰も果たしただけに、今季の不調は気がかりだ。それでも、その能力の高さは誰もが知るところ。冬の移籍市場で新天地を求めることで、復調することができるだろうか。
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