日刊スポーツ

木村拓哉(46)の主演映画「マスカレード・ホテル」(18日公開)のホテルマン限定の試写会が9日、作品の舞台となった東京・ロイヤルパーク・ホテルで行われた。

東野圭吾原作の映画は、都心のホテルを舞台に木村演じる刑事がホテルマンに扮装(ふんそう)して捜査に当たる物語。現役ホテルマン100人を前に登壇した木村は「ここからも表に立つ、いわゆるサービス業の雰囲気を醸し出す人と厨房(ちゅうぼう)で食材に向き合う人の表情は微妙に違う。みなさん本物なんだなと改めて感じます。考えてみれば、これが一番ハードルの高い試写会かもしれない。やばいですよね」と本音を明かした。

バリバリのホテルマン役を演じた共演の長沢まさみ(31)は「もしかしたらここは違うなと思われるかもしれませんが、懸命に演じました」と照れ笑いした。

入社2年目の客室係からは「本物のホテルマンに見えました。これから参考にさせていただきます」。若手のベルボーイからは「かっこよくて、ホテルマンとして誇らしく思いました」などの感想が寄せられ、2人そろって顔をほころばせた。

会場からの「もしホテルマンに転職するとしたら?」の質問には木村が「厨房」。長沢は「ベルボーイとかは寒そうだから客室係」と答えた。

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