[1.6 アジアカップ2019 オーストラリア0-1ヨルダン アルアイン]

 アジアカップ2019は6日、グループリーグ第1節2日目を行い、グループBはオーストラリア代表とヨルダン代表が対戦。ヨルダンが前回王者のオーストラリアに1ー0で勝利した。ヨルダンは10日にシリアと、オーストラリアは11日にパレスチナと対戦する。

 オーストラリアのスタメンには、元横浜FMのDFミロシュ・デゲネクや元千葉のDFマーク・ミリガンが名を連ねる。一方、名古屋所属のGKランゲラックや浦和所属のFWアンドリュー・ナバウトはベンチスタートとなった。

 序盤はボールを保持するオーストラリアに対して、ヨルダンはカウンターでチャンスを作っていく。すると、先制に成功したのはヨルダン。前半26分、左CKをショートコーナーで始めると、FWムーサ・アル・ターマリが左サイドからクロスを上げる。PA中央のDFアナス・バニ・ヤシーンが頭で合わせ、豪快にゴールネットに突き刺した。

 ヨルダンは前半30分にもチャンスを作る。PA手前でFKを得ると、MFバハー・アブドゥルラフマンが右足シュート。GKマシュー・ライアンの左手をかすめたボールはクロスバーを叩き、追加点とはならなかった。

 パス回しからチャンスをつくるオーストラリアだが、ヨルダンの4-4-2のブロックに苦戦。前半はヨルダンが1-0のリードで折り返した。

 後半に入ると、オーストラリアはMFトム・ロギッチを中心に攻撃を組み立てる。後半27分、MFクリス・イコノミディスがPA左にスルーパスを出し、DFアジズ・ベヒッチがクロス。最後はPA中央のロギッチが左足で合わせるが、ゴール上に大きくはずれていった。

 オーストラリアは幾度と敵陣に入り込んでゴールに迫るが、ヨルダンの固い守備に阻まれる。一方、ヨルダンは圧のあるプレスからボールを奪い、素早いカウンターで前のめりになっているオーストラリアを脅かしていった。

 オーストラリアは後半41分にFWジェイミー・マクラーレンのシュートでゴールネットを揺らすが、オフサイドで判定はノーゴールに。試合はそのままヨルダンが1-0で勝利。前回王者のオーストラリアは初戦黒星スタートとなった。

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