【大高宏雄の「日本映画界」最前線】

 年末なので、2018年の邦画俳優ベスト3を選出しようと思う。

【1位】妻夫木聡(38)
 略
【2位】遠藤憲一(57)
 略
【3位】北川景子(32) 
最近の彼女には単なる美形ぶりから一歩踏み出て、研ぎ澄まされた表情が備わってきた。
それが演技の充実、成長につながっている感じをもつ。
「スマホを落としただけなのに」(中田秀夫監督)では、窮地に追い込まれるOL。
「響―HIBIKI―」(月川翔監督)では天才的な少女作家をうまくとりもつ編集者。
それぞれ難しい役柄をうまく使い分け、大物女優への道を着々と歩み出した一年であったと思う。


お前らがいくら言っても無駄だよ
見てる人はちゃんと見てるからな