■あの人はいま 元全米オープンチャンピオン 大坂なおみさん(32歳)

2030年、全米オープン決勝。 それを、TVで見つめる女性がいた。
20歳で日本人初のグランドスラムチャンピオンになった大坂さんは今……

「あの頃は若かったですネ(笑)」
若き日を回想するは、大坂どこか寂しげだ。
「未だに昔の夢を見ることがあるんですよ。私がセリーナに勝って全米オープンで優勝する夢を」

16歳の若さでプロ転向後、200kmを超える高速サーブを武器に女子テニス界を席巻した。
した。
若干20歳で憧れのセリーナ・ウィリアムズを破り全米オープン優勝を果たすと、瞬く間に世界的人気を得た。
しかし、ネトウヨからの陰湿な差別を受け、その後成績は急降下。
故障がちになり、 ランキングも低迷し、 若手選手の台頭に押され目立った活躍はできず23歳の若さで引退を決意。
引退後は不運が続き、現役時代の蓄えを祖父が無断で漁業組合の損失補填に流用し、一時100億円あった貯金は底を尽きた。
今はカツ丼専門店を営む傍ら、地元の少女達にテニスを教えている。

●暖簾の屋号の文字は元コーチのサーシャ・ベイジン氏の手によるものだ。
「イラッシャイ」。JR根室線西根室駅東口から歩いて50分。「カツ丼のNAOMI」の真っ黒な暖簾をくぐって店内に入ると、黒い肌をテカらせた大坂さんの元気な声に迎えられた。

「去年の4月にオープンしました。暖簾の『NAOMI』という文字はサーシャに左手で書いてもらったものだし、開店に合わせてネットやテレビでも取り上げてもらった
おかげで、海外から足を運んでくださるお客さんが多かったのはうれしかったですね」



118名無しさん@そうだドライブへ行こう2018/09/23(日) 16:42:41.06ID:cappGam5

●とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。
「カツ丼好きは新幹線に乗って人気店が集結する東京に食べに出かける時代でしょ。
ワタシが修業したカツ丼の名店『カツ丼の沢松』のカツ丼は卵でとじて煮るのではなくて、イカスミで煮るのが特徴だから、
真っ黒なカツ丼を見て「煮黒っ」といつも驚かれるんです。
それで怒られちゃったこともあるけど、それも修業のうち。我慢、我慢です」

●かつてのライバルで現在も現役のセリーナ・ウィリアムズについて尋ねると……
「あの人、私より下手だったんですけどね(笑) 」と、おどけ
「抹茶アイスを食べすぎました」
「差別さえ無ければって…歯がゆいですけど。」
「今はもう現役に未練はありません。今度は、教え子でグランドスラムを目指しますよ(笑)」

(写真)真っ黒なカツ丼を手に持つ大坂さん。