仮想通貨にとって値下がりよりもシャレにならないリスクは、いいかげんな管理方法が原因で、盗まれたり紛失してしまったりすること。

かつて仮想通貨が大ブームだったという吉本の芸人のなかにも、管理のずさんさから資産を失った、あるいは失いかけた有名人がいる。

購入した仮想通貨は口座に置きっぱなしにせず、ウォレットに入れて保管するのが基本。それを怠っていたのが、サバンナ・八木真澄だ。

コインチェックの流出事件の被害に遭い、購入したネム約30万円分が消えた。事件直後のイベントでは、次のような自虐ネタを披露している。

「家族旅行に行くつもりが、仮想旅行になってしまいました。ハワイに行ったつもりで、自宅で安いステーキを焼いて食べましたよ」

同様に、ロンドンブーツ1号2号・田村淳は「マウントゴックス」の取引停止事件の際、自身のツイッターでビットコインを保有していることを告白。

「俺のビットコインどうなるんだろうか……」と、成り行きを心配していた。

その後、淳は新たに2ビットコインを購入。ウォレットに移して保管していたが、あろうことかパスワードを忘れてしまい、取り出すことができなくなってしまったという。

過去のメールを徹底的に検索し、奇跡的にパスワードを発見。サルベージに成功した。どんなに価格が上がっても、手に入らなくなってしまえば意味がないのだ。

(週刊FLASH 2018年12月25日号)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181221-00010010-flash-ent
12/21(金) 20:01配信