日本ボクシング連盟前会長で過去の暴力団関係者との交際などの責任を取り、8月に辞任した山根明氏(79)が19日、スポーツ報知の取材に応じ、15日に日本連盟が理事会で下した除名処分の方針に反論した。

 山根氏は「8月に会長職の辞任を表明した時点で私の中では全職を降りているつもり。なのに、その一般市民に除名処分をするなんてアホや」と憤った。日本連盟は山根氏に弁明の機会を与えた上で、来年2月10日の総会で処分を確定する方針。連盟の定款で最も重い除名処分を受けると、都道府県連盟を含め一切の役職に就けなくなるが、「あいつらの設定した席で反論すること自体、僕のプライドが傷つく」と公の場で弁明はしない意向を示した。

 日本連盟が公表した“どう喝”疑惑に対しては潔白を主張した。「疑惑があるなら録音を公開すればいいと言ったが、『消えてしまった』と言われた。こんなバカな話あるんか!?」と語気を強めた。今後については「新団体の設立も考えている。ついてくる人もおる。いずれ、世界に向かいます。全世界にアマチュアボクシングはあるんです」などと語った。


12/20(木) 5:02配信 スポーツ報知
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