フローニンゲンの日本代表MF堂安律は、オランダ2年目の今季もリーグ戦全15試合に出場して4得点2アシストの結果を残すなど主力として君臨している。マンチェスター・シティやアトレチコ・マドリード、ユベントス、ドルトムントなど数多くのビッグクラブが獲得に興味を示しているとされるなか、ダニー・バイス監督は20歳のレフティーが世界のトッププレーヤーになれると考えているようだ。現地メディアが報じている。

 堂安は昨夏にガンバ大阪からフローニンゲンに期限付き移籍すると、加入1年目からリーグ戦29試合で9ゴール4アシストをマーク。完全移籍した今季、背番号が「25」からひと桁の「7」へと変更され、15節終了時点で4ゴール2アシストと存在感を放っている。

 今年は待望の日本代表デビューも果たし、10月16日のウルグアイ戦(4-3)ではA代表初ゴールもマーク。フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が新設した21歳以下を対象とする最優秀若手選手「コパ・トロフィー」では、最終候補10人に選出されるなど、世界的な知名度も高まっている。

 オランダ国内ではアヤックスやPSV、その他にもシティやアトレチコ・マドリード、ユベントス、ドルトムント、ニューカッスルなどが獲得に関心を示していると伝えられており、堂安は今冬の移籍市場の注目株の一人だ。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は、「バイスはセンセーショナルなドウアンをファン・ペルシとヴァイナルダムと比較」と特集。オランダ人指揮官のコメントを紹介している。

「ドウアンはハキム・ジイェフの代わりになることができる。現時点で、おそらくドウアンはジイェフほどのレベルではないが、彼はその可能性を秘めている。周りに良い選手がいれば、さらに良くなるだろう。私はユース時代にロビン・ファン・ペルシと、その後ジョルジニオ・ヴァイナルダムとプレーした。私はあえて、ドウアンは当時の彼らと同じレベルにあると言っている」

つづく

12/16(日) 21:10 フットボールゾーン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181216-00154792-soccermzw-socc