この人も“奇跡のアラフィフ”といっていいだろう。11月28日に51歳を迎えた原田知世。
誕生日に合わせ、4年半ぶりとなるオリジナル・アルバム「L`Heure Bleue」をリリースした。

その新譜お披露目のため、来年1月28日にNHKホールで1回限りのコンサートが開かれる。
ファンには見逃せない公演だ。

お値段は全席指定で7500円也。
比べる対象とはなりづらいが、昨今流行りのディナーショーでは4万、5万円が当り前。そんな額に慣らされてしまったせいか、何かとてもリーズナブルに思えてくる……。

「3800席のキャパがあり音響効果もいいNHKホール、1席1万円以上が相場でしょう。良心的な額といっていいと思いますよ」

とは、さる芸能デスク。

「もっともNHKホールは、ただお金を積めば借りられるという会場ではない。使用料は決して高くはありませんが、NHKの“お眼鏡”に適う人物でなければならないんです。
今年4月に坂東玉三郎さんがコンサートを行いました。
それはいつか紅白にサプライズ登場をお願いしたくて、NHKが“貸し”を作りたかったからだとか。
原田さんは朝ドラ『半分、青い。』で主人公の幼馴染の母役を好演し、その貢献度が認められたということでしょうね」

でも歌手として売れたのは1983年の「時をかける少女」が58万枚ぐらい。紅白の出場も1度だけ。

今回のアルバムで原田はエレクトロ・ポップに挑戦している。
アルバム発売の28日には、都内の80席ほどのカフェレストランで軽食つきミニライブのイベントが行われた。
こちらは6千円の予約制だったが、忽ち応募者が殺到。
立見席も設けられたほどだ。

「彼女には昔からの大ファンという50代から60代の男性固定層が、今も大勢ついていますからね」(同)

不思議と人気なのは変らぬ“あどけなさ”のせいか。さすが“時をかける少女”。

「週刊新潮」2018年12月13日号 掲載

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181216-00553317-shincho-ent
12/16(日) 5:59配信

https://www.hochi.co.jp/photo/20181129/20181129-OHT1I50067-T.jpg


https://www.youtube.com/watch?v=z5DPF2sMeWc
原田知世 愛情物語

https://www.youtube.com/watch?v=AnQRCiwp6do
原田知世 早春物語

https://www.youtube.com/watch?v=qNrAuo-3EEQ
原田知世  天国にいちばん近い島

https://www.youtube.com/watch?v=1qck8N5U1dA
「時をかける少女」原田知世 高音質 1983年