大橋卓弥(40)の伸びやかな歌声と常田真太郎(40)の情感あふれるピアノが、メーンスタンドに響き渡った。2015年に同大会のために書き下ろし、4大会連続で起用されている壮大なバラード。「新しくなり、聖地感が増した花園で歌えて気持ちよかった」と、大橋の笑顔も弾けた。
東海大仰星高(大阪)の吹奏楽部も演奏に参加。大橋は「昨年共演した時より上達していた」と絶賛した。「出場選手らに、“緊張を解き放ち、力を出し切って”という僕ら全員のエールを放ちました」と語った。
テーマ曲を手掛けてから毎年、決勝戦は生観戦。今大会もTBS、MBS系など全国ネットでの生中継(来年1月7日、後1・55)で副音声を担当する。「W杯イヤーの幕開けにふさわしい熱戦を期待しています」と常田。「2019年は日本ラグビー界にとって凄い年になるはず。高校ラグビーやW杯の盛り上がりを想像すると、今からワクワクしますね」と、声を弾ませていた。
<今年の漢字は「激」&「多」> デビュー15周年の節目だったスキマスイッチにとって、今年の漢字は「激」。英ロンドンの「アビー・ロード・スタジオ」で初の海外レコーディングを体験、大規模ツアーに、初の横浜アリーナ単独2日間公演も開催した。大橋は「激動の1年でした」と総括した。常田も、「とにかく多くの経験をし、多くの人に支えられたという意味では、『多』とも言える」と振り返った。
[ 2018年12月13日 10:11 ]
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