45回目を迎えた東京スポーツ新聞社制定「2018年度プロレス大賞」選考委員会が12日に東京・江東区の
東京スポーツ新聞社で開かれ、計9選手がノミネートされ大混戦となった技能賞は、新日本プロレスの内藤哲也(36)が
初受賞を果たした。

前年までの2年連続MVPが、翌年に個人3賞を受賞するのは異例。安定した試合内容に加え、前年までと同様に
常に話題を発信し続け、業界の中心に君臨したことが高く評価された。リング外での発信力も「広義の技能」と定義され、
その点においては内藤の右に出る者はいなかった。

今年は賞と無縁とタカをくくっていた内藤はオフのこの日、九州で羽を伸ばしていた。「てっきりファミレスでの食い逃げの
技術が評価されたのかと思いましたよ。できたら『食い逃げ方法のレパートリー』も評価してほしかったっすね。
東京スポーツ新聞社様には、引き続き来年もLIJの聖地に招待することをお約束しますよ。緊急招集がかかるその瞬間まで
トランキーロ! 焦らずにお待ちください」と、受賞のどさくさに紛れて堂々と犯行予告した。

だが、羽を伸ばしすぎたのか、この日深夜になって今度はテレビ電話の着信が…。ワインを片手に泥酔した様子の内藤は
「それにしてもMVPの票が0なんて。あなた方の1票で人の人生が変わることを理解してほしい。東スポさんだから大丈夫だと
思うけど、まさか好き嫌いで審査しているわけではないよね?」と審査員にクダを巻き、平成最後のプロレス大賞に水を差した。

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