2018.12.12 04:00
サザン、特別枠で紅白出場決定!35年ぶりNHKホール殴りこみ

 ロックバンド、サザンオールスターズが大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」に特別枠で出演することが11日、分かった。今年はデビュー40周年イヤーで、サザンとしては2014年以来、4年ぶり5度目の紅白となる。前回はカウントダウンライブを行った横浜アリーナからの生中継だったが、今回は1983年以来、35年ぶりに会場の東京・渋谷のNHKホールで歌唱。“初心”に戻って大暴れする!

 デビュー40周年の今年は、企画アルバム「海のOh, Yeah!!」が出荷70万枚を超える大ヒット。世代を超えて愛されるサザンが、不滅のアーティスト魂で平成最後の紅白を盛り上げる。

 関係者によると、サザンは白組でも紅組でもない特別枠で出演。6月25日のデビュー記念日から紅白と同じNHKホールで2日間連続公演を開催し、8月には13年ぶりの野外フェスで躍動。17曲を熱唱するパワフルなステージで約6万9000人を魅了するなど、若手に負けじとJ−POP界を牽引する姿勢が評価されての出場となった。

 昨年は桑田佳祐(62)が特別枠でソロ出演。カウントダウンライブを行った横浜アリーナからの中継でNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を披露したが、サザンでは2014年に同所から「ピースとハイライト」と「東京VICTORY」で中継出演して以来、4年ぶり5度目の登場となる。今年はカウントダウンライブを行わず、サザンは中継ではなく、会場のNHKホールに“全員集合”。バンドとして2年連続3度目の出場となった1983年以来、35年ぶりに同所で歌唱する。

 当時、桑田は頭髪を紅白に染める斬新なスタイルで登場し、昭和初期の東京をモチーフにした「東京シャッフル」を披露。メンバーは演奏せずにアップテンポな同曲に合わせて軽快なダンスを踊り、平均74・2%の高視聴率に貢献した。

 今年の特別枠は、椎名林檎(40)&エレファントカシマシ・宮本浩次(52)、13年に紅白を卒業した北島三郎(82)が名曲「まつり」で5年ぶりに出場することが決定。サザンの歌唱曲は未定だが、平成の集大成を表現するエンターテインメント性豊かなパフォーマンスに期待がかかる。

★来年2月にボウリング大会

 桑田は今月2日、パシフィコ横浜で「平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦」の最終公演を開催し、3公演で計1万5000人を動員。来年2月には一般の愛好者らが参加するボウリングの公式大会「KUWATA CUP 2019」を開催。ボウリング好きの桑田が旗振り役となって実現し、現在予選が行われている。サザンとしては来春から4年ぶりの全国ツアーを展開する。


8月に茨城で行われた野外フェスで楽しそうにパフォーマンスするメンバーの(左から)関口和之、原由子、桑田、松田弘、野沢秀行
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