巡業先で付け人への暴行を働いた大相撲幕内貴ノ岩(28)=千賀ノ浦=が7日、東京・台東区の千賀ノ浦部屋で会見し、責任を取って現役を引退することを表明した。
入門から育ててもらった元師匠の元貴乃花親方に対しては「育ててくれた感謝の気持ちと、迷惑をかけて申し訳ない気持ちと両方ある」と複雑そうに胸中を明かした。

4日夜に付け人に立腹して手を上げた貴ノ岩は、前日の6日に引退を決断したという。元師匠にも連絡をしたというが、かけられた言葉に関しては「そこは……すみません」と言葉を濁して、うつむいた。

16歳でモンゴルから来日し、鳥取城北高から2008年に貴乃花部屋に入門。相撲を通じて学んだことは「一生懸命、無我夢中で努力すること」だといい、
大相撲での1番の思い出は、本場所での相撲ではなく「仲間と稽古で日々ぶつかりあって汗を流したのが思い出」と明かした。

時間を戻せるならいつに戻りたいかを聞かれると、「また新弟子になりたいです」と話した。

12/7(金) 20:51配信 ディリースポーツ
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