労組プロ野球選手会は6日、大阪市のホテルニューオータニ大阪で定期大会を開き、国際大会に出場する選手の負担軽減と、補償や出場給アップなどを
球団側に求めることを最重要課題とすると決議した。

 炭谷銀仁朗会長(31)=巨人=は、国際大会の影響で故障や成績不振に陥ると、選手生命の危機や大幅な減俸のリスクがあると指摘し、
「選手が安心して出られるように。リスクは球団も負担してほしい」として、新たな仕組み作りを目指すことを確認した。

 日本代表は2019年11月にプレミア12、20年7月に東京五輪、21年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と3年連続で
重要な国際大会を控えている。エースとして期待される菅野智之副会長(29)=巨人=は「正直、辛いというのが個人の意見。強化試合に招集しないとか、
基準や制度を細かいところまで曖昧にせずに決めてもらいたい」と訴えた。

サンスポ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000019-sanspo-base