交通事故で脳挫傷と診断された場合の対処方法と後遺障害認定について
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性格の変化
暴力的な正確に変わってしまうなど、性格に変化が発生することも多いです。
高次脳機能障害の注意点
高次脳機能障害になったときには、症状が見逃されやすいので、注意が必要です。
1つには、高次脳機能障害が比較的新しく、あまり研究が進んでいないことが原因です。
専門的な医師でないと、症状を見落としてしまうことがあります。
また、軽度なケースでは、「単なる性格の変化」「交通事故のストレスのせい」などとして、片付けられてしまうことがあります。
MRIなどの撮影をしなければ、症状が発見されないままになってしまうのです。
さらに、本人に病識がないことも影響します。
高次脳機能障害になり、リハビリが必要な状態になっても、本人は「治療の必要はない」と言って拒絶することがあるほど、病識が欠如する症状です。
適切な治療を受けるためには、家族が異常に気づいて良い専門医を探し、受診と検査を受けることが重要です。
交通事故で被害者が頭を打ち、その後被害者の行動や様子が少しでも以前と違うと感じたら、すぐに専門の脳神経外科を受診しましょう。