日本ハムの杉谷拳士内野手(27)が4日、札幌市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季2100万円からアップで
サインした。今季は70試合に出場し、打率2割3分1厘、9打点、3本塁打。内外野こなせるユーティリティープレーヤーとして、
守備固め、代走としてもチームを支えた。

「杉谷拳士野生化計画」をぶちあげた。会見室入りした杉谷は、「僕今日これ1本で来たので! 気が変わらないうちに
サインをしてしまおうと思って!」とヒョウ柄の印鑑ケースを報道陣にアピール。「去年落ちた分は全部取り戻しましたし、
ちょっと色も付けてもらった」と報道陣を笑わせた。

杉谷の独壇場だった。

「杉谷拳士ターザン化計画! ファンの人たちが求めている。『もっと野生化しろよ。もっとターザン化しろよ』と言っている気が
しないでもない」と宣言。「フルに自分の能力が出せるように、オフシーズンは野生化がテーマで。やっぱりターザンやめる! 
『杉谷拳士野生化計画』で」と自ら報道陣に売り込んだ。

12月25日から1月15日までオーストラリア・ブリスベンに単身渡り自主トレを敢行する。現地ではカンガルー肉やワニ肉などを
好き嫌いなく食べることで、野性味を磨くつもり。「カンガルー肉…。あれ? カンガルー打法取得してきますわ!」と詳細は
明かさなかったが、珍打法開発も示唆。プロ11年目の来季の、二塁定位置取りへ野性味を磨く。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00000073-sph-base