漫才日本一を決める「M−1グランプリ2018」がスタートし、霜降り明星、和牛、ジャルジャルの3組が最終決戦に進出し、霜降り明星4票、和牛3票で霜降り明星が優勝した。

今大会は4640組がエントリー。和牛、霜降り明星、ゆにばーす、見取り図、かまいたち、、スーパーマラドーナ、ジャルジャル、トム・ブラウン、ギャロップのファイナリストに、敗者復活戦を勝ち上がったミキを加えた10組が出場。
審査員はオール巨人、上沼恵美子、中川家・礼二、松本人志、立川志らく、サンドウィッチマン・富澤たけし、ナイツ・塙宣之の7人がつとめた。

審査に関しては毎年さまざまな意見が噴出するが、今年もネットを中心に、各審査が適切かどうかが話題となった。

「今年の審査員に関しては、立川志らく氏の点数に疑問を感じる視聴者が多かったようです。
特に、ジャルジャルに対して、“笑えないけど面白い”から99点という高得点をつけたにもかかわらず、“今日一番面白かった”ミキに89点という採点に納得のいかない人が多くいたようです。
とはいえ、『「うまい」が「面白い」より先に来てしまうのではなく、うまさはなくても面白い方が強い』などの名言も出たこともあり、そこに感銘を受ける人も多くいました。
重要なのは、去年コメントで炎上した上沼さんと志らくさんの点数を抜いたとしたも、決戦に進んだ3組に変わりはなかったということで、公平な審査だったという点にも注目です」(事情通)

「志らく氏の師匠といえば、『M-1グランプリ2002』で下ネタが嫌いだからという理由でスピードワゴンに歴代最低点の50点をつけた立川談志師匠ですから、
ある意味、周りの空気にまどわされず、自分の好みを突き通すという師匠の姿勢を踏襲した結果ともいえるでしょう。
同じ審査員として初選出となったナイツ・塙宣之に対しては、好意的な意見が多かった反面、志らく師匠にはきつい意見が集まりましたが、
常に新しい笑いを追い求めるお笑い界には予測不可能な審査員も必要だったのではないでしょうか?」(事情通)

審査に納得がいかないという話は毎年のようにあるが、それも含めて番組を楽しんでいる人が多いようだ。

http://dailynewsonline.jp/article/1596176/
2018.12.04 07:30 トカナ