🌑バルサ化を進める神戸の次なるターゲットは?

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ロシアW杯の日本戦にも出場したデンベレ(左)もアジアに針路をとりそうな気配。ベルギー代表ではほかにヴェルトンゲン、コンパニ、アルデルワイレルドがみな“ボスマン”だ。

 2019年シーズンから外国籍選手の出場枠が「5」に拡大されるJリーグ。まだまだ今後の動向が気になるのが、三木谷浩史会長が「バルセロナ化」を推進する神戸だ。

 去就の行方を追っているとされるのが、チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガス(31歳)。このバルサ育ちの名手も来夏には“ボスマン”となるため、現在はミランや中国クラブが引き抜くのではと噂されており、神戸がリストアップしていても不思議はない。神戸の周辺ではそのほか、同じく“ボスマン”で元バルサ、元ブラジル代表の左SBアドリアーノ(34歳)にも強い関心を寄せているとの報道がある。

 この夏にも某Jクラブが獲得目前に迫ったと言われているのが、元オランダ代表FWのアリエン・ロッベン(34歳)。結局はバイエルン・ミュンヘンとの契約を1年延長したが、いよいよシーズン終了後の退団が現実的で、日本に針路をとってもおかしくないか。バイエルンで僚友の元フランス代表MFフランク・リベリ(35歳)も夏にフリートランスファーとなる。

 面白いところでは、イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(28歳)にも日本行きの噂がある。圧倒的な存在感と破天荒なキャラクターの持ち主で、Jリーグ入りすれば特大の話題をさらいそうだが、はたして──。トッテナムのベルギー代表MFムサ・デンベレ(31歳)はイタリアだけでなく中国行きの可能性も低くなく、Jクラブ勢もチェックしておきたい重鎮だ。

 ビジャやイニエスタの母国であるスペイン籍では、ほかにMFファン・マヌエル・マタ(30歳)、アンデル・エレーラ(29歳)、DFナチョ・モンレアル(32歳)らがいて、プレミアリーグだとエクアドル代表DFのアントニオ・バレンシア(33歳)、ブラジル代表DFのダビド・ルイス(31歳)、フランス代表FWのオリビエ・ジルー(32歳)といった面々が“ボスマン”になる。このうちひとりでもJクラブ入りすれば、ファンにとっては嬉しいサプライズとなるだろう。

 日本人選手の欧州組では、岡崎慎司(32歳)と小林祐希(26歳)、そして長谷部誠(34歳)らが来夏に所属クラブとの契約が満了となる。欧州でのプレー続行が基本路線ながら、こちらも今後、Jクラブを絡めたなにかしらのアクションがあってもおかしくないだろう。

 なお現時点で無所属の大物も少なくない。元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフ(37歳)、元イングランド代表DFグレン・ジョンソン(34歳)、元イタリア代表FWジュゼッペ・ロッシ(31歳)が現役続行の意思を示している。元フランス代表MFサミア・ナスリ(31歳)も無所属だが、現在はウェストハム・ユナイテッドの練習に参加中だ。

つづく