0001鉄チーズ烏 ★
2018/11/30(金) 18:31:03.79ID:CAP_USER9立命大アメフット部のOLは今月18日、ヒーローになれなかった。リーグ優勝を懸けた関学大との最終節で、7−31で敗れた。10年ぶりにチームの指揮を執る古橋由一郎(ゆういちろう)ヘッドコーチは「第3クオーターまで(TDが)1本差だったが、ライン戦でかなりやられた」とOLを敗因に挙げた。
「僕がやられて潰したプレーがほとんどでした」。2年生の真田祥吾は悔やむ。フィールドに5人いるOLの一番左に位置する左タックルで先発出場した。QB荒木優也は右投げで、左側は死角になりやすい。真田は荒木を守る上で重責を担っていた。しかし、関学大守備陣は人数を割いて奇襲をかけてきた。「速くて焦った」。荒木はパスを投げる前に何度もタックルを浴びた。試合のパス獲得距離は関学大の219ヤードに対し、立命大は120ヤードだった。
同じOLで主将の安東純一は「真田はやられてショックを受けていたけど、次の日からOLの中で一番気持ちが出ていた」と話す。OLたちは授業の空き時間に自主的にグラウンドに集まった。真田はパスプレーで相手を受け止める「パスプロテクション」に最も時間を割いた。荒木はその努力を知っている。「OLがあれだけ頑張っているので、多少(守備を)漏らしてもQBとしてはパスを通していきたい」と覚悟を口にする。
来月2日、関学大と甲子園ボウル出場をかけ、西日本代表決定戦(万博記念競技場)で再戦する。両校が死力を尽くし合う天王山。立命大OL、今度こそヒーローになれ。(岡野祐己)
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甲子園ボウル西日本代表校は全日本大学選手権の西日本代表決定トーナメントを勝ち上がってきた他地区の代表(今年は名城大)と関西リーグの2位チーム(立命大)が対戦。勝者となった立命大が関西リーグ1位(関学大)と12月2日に戦い、勝ったチームが西日本代表として選手権決勝の甲子園ボウルに出場する。
2018.11.30 13:41
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