0001砂漠のマスカレード ★
2018/11/30(金) 06:49:29.69ID:CAP_USER9累計152万冊を突破したほか、原著、文庫を合わせるとシリーズ合算218万枚の記録的大ヒットとなった。
お笑いコンビ・カラテカ矢部の『大家さんと僕』やコミックでは『キングダム』が話題を作り、写真集は昨年に続き坂道グループメンバー作品が席巻。ヒット作が多い1年だった。
■『漫画 君たちはどう生きるか』の記録的ビッグヒット
BOOK総合ランキング1位は、152万部を突破した『漫画 君たちはどう生きるか』。
昭和12年(1937年)に出版されて以来、80年にわたって読み継がれていた名著『君たちはどう生きるか』のコミカライズだ。
主人公である中学2年生のコペル君と叔父さんの語らいを通して、人としてのあるべき姿や生き方を説く。
漫画化したことが若い世代を含む幅広い読者層にも訴求したことでセールスを伸ばした。
同作は「週間BOOKランキング」でも2017/10/30付で初の1位となり、今年2/12付では累計売上100万部を突破。
さらに3/19付では9週連続1位となり、「連続1位獲得週数」で最高記録となっていた又吉直樹『火花』(2015年3月発売)の8週連続1位を塗り替えたうえ、4/9付まで12週連続で1位となった。
6月に発表した上半期ランキングでも、“上半期史上最高”の部数となる133.8万部を記録していた。
なお、最新の11/26付週間BOOKランキングまでで、累積売上は178万部を記録している。
その人気は、BOOK総合9位の原著(40.8万部・マガジンハウス刊)と文庫ランキング8位の文庫版(26万部・岩波新書刊)にも波及。シリーズ合計では218万部を超える歴史的ヒットとなった。
上位ランクイン作は2017年に発売されたロングセラー作品が多かったのも今年の特徴。
昨年の年間ランキングで3位(52.5万部)にランクインした『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』は昨年を上回る60万部を販売し今年は4位に食い込んでいる。
出版不況が叫ばれる現代でも、良い本は長く売れるということを証明するかのようなラインナップがそろった。
■『ラプラスの魔女』『人魚の眠る家』ほか、文庫は映画化との蜜月がさらに顕著に
文庫部門では、東野圭吾『ラプラスの魔女』が期間内売上59.1万部で1位を獲得。
また2位にも期間内売上54.8万部で東野圭吾『人魚の眠る家』(2018年5月発売)がランクインし、東野圭吾による年間文庫ランキング1位、2位独占は、
2015年の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2014年11月発売)、『禁断の魔術』(2015年6月発売)以来通算2度目となる。
また東野圭吾は「作家別」でも期間内売上258.4万部で1位を獲得。東野圭吾の「作家別1位」は、2008年以来通算9度目で、同部門の「歴代最多1位獲得数」を自己更新した。
また作品別・作家別の同時1位は2008年、2015年に続き通算3度目となり、こちらも歴代記録を自己更新する形となった。
文庫TOP10内で見ると、6作が実写映画化されている。『ラプラスの魔女』は嵐・櫻井翔主演、『人魚の眠る家』は篠原涼子主演、
『祈りの幕が下りる時』は阿部寛主演“新参者”シリーズ最後の作品として興行された。
映画の公開、制作発表と共に原作に注目が集まるという、“映画化との相乗効果”が昨年よりも顕著に表れている。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181130-00000337-oriconbiz-ent
11/30(金) 6:30配信
https://music.oricon.co.jp/data/c/photo/imgkbn1/oriconNews/ON/ON201/ON20181/20181130_015948_size640_4740-v-1543527362.jpg