マンガやアニメばかりが目立つ

「クールジャパン」という言葉から連想されるものは、様々だろう。ポケモンや宮崎駿のようなマンガ、アニメ関連の作品を挙げる人もいれば、寺社仏閣、和服など伝統的なものを挙げる人もいる。
もしかすると稲田朋美クールジャパン戦略担当大臣の「ゴスロリ姿」を思い出してしまう、という人もいるかもしれない。

日本文化の良さ、面白さを海外に積極的に発信していこう、ということ自体は歓迎されるべきだが、一方で受け手側とのミスマッチを指摘する声も珍しくない。
ドイツ在住のライター、雨宮紫苑さんは、著書『日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち』の中で、こんなふうに書いている。

「わたしはアニメとマンガが大好きだし、『モーニング娘。‘18』などのアイドルが所属している『ハロー! プロジェクト』も好きだ。
だから、多くの外国人が日本のポップカルチャーに興味を持ってくれること自体はとてもうれしい。だが誤解しないでほしいのは、『オタクは海外でもあくまでオタクである』ということだ。(略)

デュッセルドルフで毎年開催される『ジャパン・デー』(Japan Tag)というイベントでは『NARUTO』や『ドラゴンボール』などのコスプレをしている人もいるのだが、正直かなり白い目で見られる。(略)
それでも日本メディアは『日本のポップカルチャーが世界で人気だ』と言い張るわけだが、日本人全員がオタクではないように、日本のポップカルチャーに興味があるのは限られた外国人にすぎない。
MANGAと言っても日本好きでなければ伝わらないし、Idolと言うとまず英単語の方で理解される。日本ポップカルチャーの一般的な浸透度なんて、この程度である。

皮肉なことに、『アニメやマンガが外国人から人気』というイメージを持った日本人が多いため、日本語を勉強しているドイツ人がいたるところで日本人に『アニメ好きですか?』と聞かれてうんざり……なんて話を聞いたことがある」

>>2以降につづく

11/26(月) 6:31配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181126-00552172-shincho-int&;p=1

写真
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20181126-00552172-shincho-000-view.jpg

Egg ★ 2018/11/26(月) 10:44:27.61
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1543196667/