毎日新聞 2018年11月20日 18時22分(最終更新 11月20日 18時37分)

 落語愛好家の自民党国会議員による議員連盟「落語を楽しみ、学ぶ国会議員の会」(会長・遠藤利明元五輪担当相)が20日、国会内で設立総会を開いた。小泉進次郎厚生労働部会長らが発起人で、三遊亭円楽さんら人気落語家も出席した。鑑賞会などを通じて落語文化の振興を図り、他党にも呼びかけて超党派の活動を目指す。

 寄席によく行くという小泉氏は「落語は演説の学びになる。落語を聞いていると世の中の何でも許しちゃう。多くの方と魅力を味わい、落語を広めたい」と語った。

 総会には円楽さんのほか、柳家さん喬さん、春風亭昇太さん、立川談四楼さん、桂米団治さんが出席。談四楼さんが「議連はもっと早くできてもよかったが、『落』が落選につながるからためらっていたのでは」とあいさつし、議員たちの笑いを誘った。

【松倉佑輔】
https://mainichi.jp/articles/20181121/k00/00m/010/049000c