長崎市出身のアーティスト、福山雅治さんは、コンサートやホームページで「被爆樹木」を保存するための募金を呼びかけていて、長崎市によりますと、集まった450万円余りがこのほど長崎市に寄付される見通しになったということです。
これを受けて長崎市は新たに基金を設立し、神社や個人で管理している「被爆樹木」の保存にかかる費用への補助金の割合をこれまでの75%から100%へ引き上げ、全額補助することになりました。
長崎市は、関連する補正予算案を今月27日に開会する定例市議会に提出することにしていて、今後は、市としても募金を呼びかけていくということです。
福山さんは自身のホームページで長崎市への寄付を明らかにしたうえで、「ご支援・ご協力頂きました皆様に、あらためて心より感謝申し上げます。平和と再生、生命のたくましさの象徴である『被爆樹木』の存続のために、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます」とするコメントを出しました。
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2018年11月19日 20時40分
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