男女合わせて２万３９５人が参加し、男子はクァリル・ルムシェ（３１）＝モロッコ＝が２時間１３分５４秒で大会２連覇。女子はスーザン・ジェロティク（３１）＝ケニア＝が大会新記録の２時間３１分３８秒で初優勝を飾った。日本選手は、男子は平成国際大時代に箱根駅伝を経験した塚田空（２８）＝ＳＧホールディングスグループ＝が２時間１９分２６秒の５位、女子は初マラソンの横川海姫（みき、２０）＝兵庫大＝が２時間４９分２１秒の７位が最高だった。
レース序盤に飛び出し、ほとんど一人旅でゴールを切ったルムシェは、スタート時で１４・５度、ゴール時で１７度という気温に「時差ぼけの上に、暑くて体調が悪くなった。完走を目標にした」と疲労こんぱい。中盤までは大会記録を上回る期待がかかったが、終盤にタイムを落とした。
終盤のデッドヒートを制して初優勝したジェロティクは「暑くなった中で途中からみんながペースアップして大変だった」と、ともに暖かい気温に苦しんだようだった。
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