「そもそも美食家の間では、『銀座 久兵衛』は味を楽しむというより、北大路魯山人の器を愛でたり、個室での饗応や出張を楽しんだりする”接待店”です。
それこそ、一枚数百万の皿で握りが頂ける空間と時間に金を払っている。味とかネタ云々で語ることこそ、浅学で無粋というものです。
それに、久兵衛(銀座新館)は100席を超える大型店舗でなので『職人が多い』のも鮨通らの間では常識で、皆さん、ふつうにお気に入りの握り手を”指名”されています。
中尾さんが”久兵衛さん”に二度握ってもらったのは、むしろ芸能人としての特別待遇してもらってたのでしょう」(料理雑誌編集者)

幾ら金もらったの?