日本ハムにドラフト1位で指名され、契約金1億円、年俸1000万円(いずれも推定)で仮契約した金足農・吉田輝星投手(17)について、
高校の大先輩、大相撲の豪風(39)=尾車=は「もう部活動ではない。プロの世界ですから。高い目標と志を持てるかが勝負になる」と、あえて厳しい言葉を投げかけた。
金足農の今夏の快進撃は、豪風に大いなる刺激を与えた。
3回戦の横浜戦での大逆転勝ち(5○4、2―4の8回に3得点)には、動画を見ていた携帯電話が震えたという。
「眠っていた魂が揺り起こされました」。
13年間務めていた幕内から十両に落ちた豪風に、再び戦う気持ちを注入したのは金足農の快進撃でもあった。
プロの世界の厳しさを知り尽くしている豪風だけに、あえて厳しい言葉となったが、2人には金足農魂が宿っているのも事実。
「金足農魂とは雑草、踏まれても踏まれても必ず立ち上がるんです。その魂は私の体に死ぬまで残ります。吉田君もそうでしょう。プライドを持って、意識を高め、見識を深めていってほしい」。
6日目は白鷹山に押し出され、3勝3敗となったが、しっかりと前は向いている。39歳まで現役を続ける豪風と、厳しい戦いの扉を開ける吉田。根底にはともに金足魂がある。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000250-sph-spo
11/17(土) 6:14配信
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20181116-00000250-sph-000-view.jpg
押し出しで白鷹山(右)に敗れた豪風