現代の男性たちは同性のどんな顔に憧れているのか? 時代やその時のトレンドに合わせて、“なりたい顔”も変化していく。ORICON NEWSでは、先んじて発表した“女性版”に続き、年末恒例企画の『第10回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』を発表。今年、見事首位を獲得したのは、同ランキング常連の【竹野内豊】。
過去、福山雅治の5連覇による殿堂入り以降、向井理、木村拓哉、ディーン・フジオカ、竹内涼真らが1位を飾ってきたが、竹野内豊は歴代最高齢となる47歳で初の首位を戴冠した。


■『ぎぼむす』効果で初首位、大人の色気と少年のような無邪気さで魅了

 2014年の第6回で9位に初ランクイン以降、同ランキングの常連の【竹野内豊】が今回自身初の1位に。ドラマ『ビーチボーイズ』(1997年/フジテレビ系)、『ヤンキー母校に帰る』(2003年/TBS系)などで存在感を発揮。
今年は高視聴率を記録したドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)で、綾瀬はるか演じる主人公の夫となる、金属会社勤務の宮本良一役を演じた。病で倒れ、中盤で亡くなる役だが、妻と娘を最期まで思いやる姿に“良一ロス”がSNSなどで発生し、話題となった。

 近年はコメディ要素のあるCMにも数々出演し、竹野内の渋い顔と声が映え、チャーミングさも見せている。今年5月に公開された映画『孤狼の血』では、ヤクザの若頭役として派手な衣装で個性的なパーマ姿を見せるなど新たな一面も披露。硬軟織り交ぜた演技とダンディで色気のあるオーラが人気で、年々男性からの支持も高まっている。

中でも、自身と同世代となる30〜50代から「誰が見てもイケメンだと思う顔」(北海道/30代)、「男らしく、精悍な顔つきで理想的な男だと思うから」(東京都/50代)など絶賛の声が寄せられ、票を獲得。
さらに「年をとっても老けたっていう印象がない顔なので」(千葉県/30代)、「歳を重ねてもいい感じだから」(東京都/40代)と年齢を重ねるごとに円熟味を増すアダルトな色香が男性をも魅了している。

2019年のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、バスケットボールとバレーボールを日本に初めて紹介した大森兵蔵役を演じ、新たな表情を見せてくれそうだ。

(中略)

ランクインしていない俳優も含め、唐沢寿明、阿部寛、織田裕二ら40〜50代俳優を主演としたドラマが目立った2018年。「性格は顔に出る」とも言われるが、人生の渋みを味わい、キャリアを積んだからこその包容力や艶のある表情を出せる各界の名士たちが名を連ねた今ランキング。男性たちが“惚れる”ような「憧れの男性像」が多く占めた結果となった。

※福山雅治は2013年に同ランキング5連覇を達成し殿堂入り。

【調査概要】
調査時期:2018年10月23日(火)〜10月29日(月)
調査対象:計500名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男性)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ


1. 竹野内豊(↑2位)
2. 竹内涼真(↓1位)
3. 妻夫木聡(↑4位)
4. ディーン・フジオカ(↓3位)
5. 稲葉浩志(↑圏外)
6. 福士蒼汰(↑8位)
7. 西島秀俊(↑圏外)
8. 佐藤健(↑9位)
9. 木村拓哉(↓6位)
10. 山崎賢人(↑圏外)

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