0001砂漠のマスカレード ★
2018/11/16(金) 07:01:19.63ID:CAP_USER9毎年トライアウトから獲得される選手はごく僅かの狭き門だが、現役続行へ一縷の望みをかけて、各球団のスカウト陣にアピールした。
須田はJFE東日本から10年ドラフト1位で入団。先発としては期待されたほどの活躍は出来なかったが、15年途中から中継ぎに転向してからは、
スピンの効いたストレートで打者を牛耳るスタイルを確立。クアトロKの川村丈夫の中継ぎ時代を彷彿とさせるようなピッチングで、
16年には62試合に登板するなど、大車輪の活躍をみせ、チーム初のクライマックスシリーズ進出の立役者となった。
また、9月下旬の雨中の登板の際に左太もも肉離れを発症。CSでの登板が危ぶまれたが、驚異的な回復力を見せ、ファイナルステージのカープ戦、
大ピンチの場面を全てストレートで新井を打ち取り、“須田幸太ここにあり”を印象付けた。
翌年以降は登板過多の影響からか、なかなか調子が上向かず、今シーズンオフに戦力外を告げられた。
功労者だけに、引退試合などのセレモニーを打診されるも本人は現役続行を希望し、トライアウト挑戦となった。
トライアウトでは打者3人をノーヒットに抑え、結果を出すことが出来た。最後のバッターはなんとヤクルトの鵜久森淳志。
14年前、高校三年生の春、須田が土浦湖北高校、鵜久森が済美高校でのセンバツで対戦し、ホームランを打たれている因縁のライバルなのだ。
振り返れば、17年開幕直後の4月2日、代打満塁サヨナラホームランを放った鵜久森に投げた相手も須田だった。
ここに来て最後にマッチアップされるとは、本人も「運命のいたずら」と振り返るほどの、ドラマチックな展開であった。
今年はファームで過ごす時間が大半だったが、練習時にルーキーピッチャーが打撃練習のバウンドしたボールを素手で捕ったところ、「利き腕で捕るな」と注意していた場面を目撃した。
チームの為に、そしてチームメイトの為に、大事な事をサラっと指摘できる人間性を垣間見る事が出来た。
また、ヒーローインタビューでは、娘に向けたコメントを残す良きパパの一面を持つ優しい男。
残念ながら、来期はベイスターズのユニフォームを着て戦う可能性は無いが、ファンに愛され、稀少なリーダーシップを持つ男へ、他球団から吉報が届くことを願っている。
http://dailynewsonline.jp/article/1571688/
2018.11.15 17:15 リアルライブ
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e8/20130629_Kouta_Suda%2C_pitcher_of_the_Yokohama_DeNA_BayStars%2C_at_Yokohama_Stadium.JPG/280px-20130629_Kouta_Suda%2C_pitcher_of_the_Yokohama_DeNA_BayStars%2C_at_Yokohama_Stadium.JPG
http://npb.jp/bis/players/71075133.html
成績