11/14(水) 4:02 スポーツ報知
“スーパー銭湯アイドル”「純烈」結成11年目で悲願の初紅白

 大みそかのNHK紅白歌合戦(後7時15分)で、5人組歌謡コーラスグループ・純烈の初出場が内定したことが13日、分かった。「夢は紅白、親孝行」を合言葉に掲げ、結成11年で悲願達成になる。また、MISIA(40)の3年ぶり3回目の出演も内定した。人気ゲーム「刀剣乱舞―ONLINE―」を原作とした2・5次元ミュージカル「刀剣乱舞」から刀剣男士が企画枠で内定。特別ステージを披露する。

 グループ結成以来の夢が現実になる。純烈は、全国の健康センターを中心にライブを行い、マダムたちから熱烈な支持を集めている“スーパー銭湯アイドル”。5人のうちリーダーの酒井一圭(43)を始め、白川裕二郎(41)、小田井涼平(47)、友井雄亮(38)の4人が戦隊ヒーロー、仮面ライダー出身者という異色の経歴の持ち主だ。小田井は今年4月、タレント・LiLiCo(47)と昨年に結婚していたことを電撃発表し、話題を呼んだ。

 純烈は、紅白の勝負曲として2月に発売した「プロポーズ」が、累計出荷枚数10万枚突破のスマッシュヒット。日本レコード協会から9月度のゴールドディスク作品として認定された。結成10年の昨年、一時は紅白出場の有力候補と報じられたが落選。関係者は「ショックが大きかった。NHKスタッフに話を聞いたり、どうしたら紅白に出場できるかを徹底的に分析していた」と明かす。

 このため同局への“貢献度”も意識した。1月に「ごごナマ」を始め、「うたコン」(5月)、「NHKのど自慢」(9月)に出演。できる策は全て尽くした結果が、悲願達成につながった。

 復帰組では、MISIAが3度目の出演を決めた。2月にデビュー20周年を迎えたジャパニーズR&Bの先駆者。平成を代表する歌姫として“平成最後の紅白”に彩りを添える。

 過去2度はいずれも紅組特別出演歌手としてラインアップされた。初出演の12年はアフリカ・ナミビア共和国のナミブ砂漠から、15年は戦後70年特別企画として出身地・長崎から生中継で出演した。今回も安室奈美恵さん(41)が昨年使用した同局101スタジオを含め、これまで同様にNHKホール以外からの中継出演となる見込みだ。

 松任谷由実(64)の7年ぶり3度目の出場も内定した。楽曲「瞳を閉じて」(1974年)が歌い継がれる軌跡を追ったドキュメンタリーが、3月に同局で放送されている。


紅白初出場が内定した純烈
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