https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000288-sph-base

巨人のケーシー・マギー内野手(36)が今季限りで退団することが10日、分かった。
マギーは16年オフに入団。巨人2年目となった今季はクリーンアップを務め、
132試合で打率2割8分5厘、21本塁打、84打点をマークした。
だが、シーズン中には25打席連続無安打を喫するなど、スランプに陥ることもあった。
昨季は打率3割1分5厘、18本塁打でチーム2冠となったが、
1番の売りであるシュアな打撃に陰りが見え始めていたことも事実だ。

今季全日程終了後の10月20日に帰国した際には
「1歳トシをとったことは事実。野球に限らず、
どんなスポーツでもチームの若返りは起こるもの」と世代交代の過渡期にあるチームに理解を示し、
涙を浮かべて自身の現役生活に幕を引く可能性も示唆していた。
安定感あるプレーは球団側も高く評価していたが、年齢面などを含めて総合的に判断し、
来季の契約を見送ったと見られる。

情に厚く、熱い男だった。兄貴分として外国人選手をたばね、
真面目な練習態度は若手の模範になった。
必要と判断すれば、円陣の中で鼓舞することも少なくなく、豊富な経験でチームを支えていた。
球団によると、自らの進退に関してはまだ熟慮しているという。