・DO=営為、営み、すなわち思・言・行
・BE=存在
・HAVE=所有、キャリア
から成る。
躾けの目的とは
「望ましいDOを増加させ望ましくないDOを減少させる」
事に外ならない。
その為にはアメとムチを使う。
・望ましいDOが出力された時にはアメを、
・望ましくないDOが出力された時にはムチを。
これを反復繰り返す。
マウス相手なら、砂糖水と電気ショックなど。
問題はヒト相手の場合。
ヒトに対しても体罰は時に有効だが、必ず加減の分から
ないヤツが出現する。てか虐待を教育だの躾けだの愛の
ムチだのといって自己正当化する自己中野郎が出現する
わけだ。
ヒトを刃物で切り付ければ傷害。
しかし外科医が患者をメスで切開しても傷害ではない。
しかしその為には医学部で6年間教育を受け医師国家試験
に合格しなければならない。
体罰も同様。もし体罰を許容するとしたら免許制が必要。
さもなくば必ずせっかん死という暴走例が発生する。
大坂なおみの例は特殊中の特殊。
そもそも本人に「グランドスラムでの優勝」という高い
目標があり、それへ向かっての鋼の様な向上心もあった。
そして彼女自身が、現在の水準に達する為には
「的を射たダメ出し」
ってのが重要な糧、鍵になる事を経験的に知っているわけだ。
・「怒る」ではなく「叱る」
・「叱る」ではなく「褒める」
・「褒める」ではなく「的を射ぬいたダメ出しと肯定評価」
日本における教育論、指導論、コーチング論はこの様に
成熟していくのだと思う。