「長寿法」を書籍で紹介したA氏や、「ヨーガ長生き法」を教えたB氏、
さらにC氏、D氏。そのいずれも平均寿命前の死である」

「また、もうひとつの疑問がある。「ヨガの大家や行者がどうして
普通の人より老けているのですか?」という素朴な疑問である。」

「私の師であるスワミ・シバリンガム師は、38歳のときには髪も髭も真っ白だった。
そこで私は師に、「ヨガを毎日、3歳のときからやっていながら、どうしてそんなに
老化したのですか?何もしないで邪食や体に悪いことばかりしている日本人の
同年齢の人の方が、よほど師より若いのではありませんか?」と尋ねた。
考えてみれば大変失礼な質問だが、親しい間柄だからこそできた質問である。」

「国弘師も同様のことを話された。
「藤本さん、注意しなければいけないのは、インド・ヨガにも泣き所があるのです。
それは観念の瞑想法ばかりに執着して、毒素が全身にまわり老化を早めているのです。
バクワン・シュリ・ラジニーシ(迷走ヨガの大家 故人)を見てごらんなさい。
50歳少しなのに80歳くらいに見えたでしょう。」

「まずは「若生きのまま平均寿命の80歳」(中略)ここをとりあえずの目標としたい」


著書、『超長寿人になる!』でこのように書いていた日本のヨガの大家、藤本憲幸氏も
60代でなくなってしまった。