チェルシー前監督のアントニオ・コンテ氏は未払いの給与をめぐり古巣相手に訴訟を起こす準備をしていると、8日にスカイスポーツ電子版が報じた。チェルシーとの話し合いを拒否しているという。

コンテ氏は今夏クラブ側から解雇されていたが、契約に準じて敬意を示されるべきだと感じている。同氏の弁護士は労働裁判所とスポーツ仲裁裁判所(CAS)への申し立てに向けて準備しているという。チェルシーは法廷での争いを避けるためコンテ氏に面会を申し込んでいるが、拒否されている。

一部報道によると、同氏は残りの契約分給与1130万ポンド(約16億8000万円)のほか、870万ポンド(約13億円)の賠償金、計2000万ポンド(約30億円)の支払いを求めている。しかし、チェルシーはディエゴ・コスタに対する扱い、スポンサー関連イベントへの欠席、記者会見への遅刻や練習場で指定された場所に駐車しなかったなど、在籍中の態度から支払いを否定的だという。

11/8(木) 22:13配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00386378-nksports-socc