ボクシングの5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)が7日(日本時間8日)、インスタグラム。総合格闘技イベント「RIZIN.14」(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)に参戦し、デビューから32連勝中の“神童”那須川天心と対戦することを発表していたが、急転、試合を行わない方針を明かした。海外メディアもドタバタ劇を続々と報道している。

メイウェザーは自身のSNSで那須川戦の中止を発表。1434文字にも及ぶ熱弁で、舞台裏をつづっていた。これを受けて、「待ち伏せだったと主張する”盲目”なメイウェザーがテンシン・ナスカワとのファイトから降りる」と報じているのは、英紙「ガーディアン」だ。

「東京での記者会見で日本のキックボクシングスターのテンシン・ナスカワとの大晦日でのファイトが発表されてから3日も経たないうちに、フロイド・メイウェザーはこのファイトを中止した。イベントの性質と規模の大きさに関してプロモーターが『盲目的』だったと語った」

 記事ではこうつづり、メイウェザーの投稿内容に説明を加えている。

米放送局「大晦日の日本行きのチケットを予約しないで」

 英紙「デイリー・メール」も「恥ずかしい展開にメイウェザーは“盲目”だった」と速報。「フロイド・メイウェザーは180度の転換に恥ずかしさを感じながら、テンシン・ナスカワと戦わないと発表。既に引退しているアメリカボクシング界のレジェンドは、公式発表があった内容に盲目だったと語り、大晦日に行われる予定だった試合に関する誤った情報に対してファンに謝罪した」と伝えている。

 米放送局「ESPN」も「フロイド・メイウェザーは、彼は公式の試合ではなく、小さなエキシビションの試合に同意したと語る」と見出しをつけて速報。「もしメイウェザーのファンなら、大晦日の日本行きのチケットを予約しないでください」と呼びかけている。

 欧米のメディアも注目する異常事態。メイウェザーが大晦日の日本のリングに上がる可能性は完全に消滅したのだろうか。RIZINサイドの説明が待たれる。

11/8(木) 10:38配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181108-00042884-theanswer-fight