「自転車アクティビティの実施は日本側が提案し、タイの人間が手伝って実現しました。知り合いのタイ人を通じて私に連絡があり、
『日本のテレビ局がラオスで自転車のアクティビティをやりたがっているが、どこかいい場所はないか』と。それでコーヒーフェスの場所を教えたのです」と話しました。
さらに、コーヒーフェスティバルの実行委員のトゥイ氏は、「コーヒーフェスの現場スタッフに『日本の芸能人とテレビ局が撮影をしたいと言っている』と連絡があったのは直前の3月末です。
撮影セットの設計図とスケジュールが送られてきて、こちらのスタッフで設営を手伝ったの。自転車と障害物のボールは向こうが用意して、一部は借りたみたい。
ただ当日まで何のセットなのか見当がつかなかった。
こっちはコーヒーフェスの準備で忙しいのに、セット作りの手伝いまでさせられて本当に大変だったの。
もっと早く言ってくれれば良かったのに」
「日本側が障害物などを含めたセットを考え、タイの人間が手伝った訳で、ラオスの人間はほぼノータッチだよ。
私はコーヒーフェスもきちんと紹介して欲しいと頼んだんだけど」と証言しました。

参加した子供たちには協力費

橋祭りには、
地元の住民が参加していましたが、大半はサッカーのユニフォームを着た少年でした。
優勝したダンサワン君は、番組内で「18歳」と紹介されていたが、実際は「15歳」なのだそう。
こんなところにも嘘があったなんて。
優勝したダンサワン君、準優勝したウィライスク君とも地元のサッカークラブに所属しており、「2週間前、サッカークラブのコーチから、『日本の番組に出ないか。日本の芸能人に会えて賞品も出るらしいぞ』と言われ、
クラブから10人で参加しました。
本番前日のリハーサルから参加しましたが、こういう自転車のゲームはみんな初体験で、リハの時はほとんど誰も成功しなかった。
本当に試合が成り立つのか不安でしたが、本番はうまくいきました」
と話したそうです。