>>530
「厚生」は、社会福祉的観点から、一般的な社会保障、扶助などに加えて
企業の福利「厚生」施設(級郵政省のかんぽのお宿など)と称するように、
健康で文化的な最小限度の生活の実践の観点から、
娯楽・レクリーエーションも包含している概念だよ

娯楽というと、自己実現やゆとりのある人の道楽と捉えられ、
一般的に生活困窮者が優先順位をあげるべきものではないと思われているが、
この児童館のような施設は、文化的な最小限+アルファの娯楽を国民や市民に保障しよう目的のための「厚生」施設

市営のプールや体育館に近い設立目的がある
この民営されているプールや体育館は、例えばゴールドジムやらコナミスポーツクラブなどだが、
これらも「民営厚生施設」であり、レクリーエーションを担っている

本件の当該施設が民間企業によって運営されていた場合にも、
所轄官庁は厚生労働省になるであろうから、あなたの指摘は正しいだろう
その「厚生施設」と児童公園に相当する児童向けの「遊園施設」は矛盾しない
私は「保育施設」ではないと述べたまでだが



加えて、あなたの論理(子育ての負担が大きい子供の沢山いる大人ほどこのような施設を利用しやすくすべき)を貫徹すると、
利用する大人の人数に対して、子供の人数をもっと増やすべき、となるだろうが、
分子、分母で考えると本施設には大人1人に2人以上などではなく、むしろ保護者の同伴など不要で、保護者不在で利用させるべきという結論になりそうだがどうか

それはもはや託児所、つまり「保育施設」なのではないだろうか