一方、広瀬を熱望する声も少なくない。綾瀬が大河なら、広瀬は来年4月スタートの朝ドラ『なつぞら』のヒロイン。
戦争で両親を失った少女が北海道で育ち、アニメーションの世界に挑戦する役を演じる。

「司会の力量は未知数です。しかし、NHKはここ数年、若者に見てもらうことを最大のキャスティング理由にしています。
マンネリ感を出さないためにも、広瀬さんの起用を支持する声も多い。
今年の紅白も確かに節目ですが、朝ドラもこの『なつぞら』が記念すべき100作目。
関係者は、幸先のいいスタートを切るためにも、広瀬さんの司会で話題作りを先行させたいと考えているのです。
両番組とも紅白でアピールしたいため、今、NHK内では綾瀬派と広瀬派が本気のガチンコ真っ二つのバトルを繰り広げています」(前出・NHK関係者)

◆“内々定”といわれているのは「新顔」

難航しているのは総合司会も同様だ。大物タレント4人が打診されているというが…。1人目は昨年の功労者、内村だ。

「トークがうまく、アドリブ力も抜群。昨年、けがをおして欅坂46とコラボしたダンスを披露したことも話題になりました。
『LIFE』の他に『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)人気もありますし、大本命。しかし、今年は難しそうです。
奥さんの徳永有美さん(43才)が10月から『報道ステーション』(テレビ朝日系)のメインキャスターになって、家族で過ごす時間が減っています。
年末年始くらいは家族でゆっくり過ごしたいと考えているようです」(前出・芸能関係者)

2016年に紅白でコンビを組んだ2人にも声がかかっているという。

「タモリさん(73才)とマツコ・デラックスさん(46才)です。2人は架空の夫婦という設定で出演して話題を呼びました。
ただ、タモリさんは毎年行っている正月のパーティーを優先させたいようですし、
マツコさんも紅白の司会となると自分の武器である毒舌を発揮できないと前向きではない」(テレビ局関係者)

一方で、“内々定”ともいわれ、名乗りを上げているのはナインティナインの岡村隆史(48才)だ。
岡村は今年の4月からスタートしたクイズバラエティー『チコちゃんに叱られる!』にレギュラー出演している。

「番組は毎回、平均視聴率15%をたたき出す人気で、岡村さんは新たなNHKの顔になりつつあります。
司会力も充分で人当たりもいい。条件は整っています。本人もやる気だそうですよ」(番組制作会社関係者)

※女性セブン2018年11月22日号