スポーツコメンテーターの岩崎恭子さんが、2009年に結婚した元ラグビー日本代表・齊藤祐也氏との離婚を発表した。同時に、不倫報道についても事実を認めて謝罪し、世間を驚かせている。

 岩崎さんは、11月5日に更新したブログで「私、岩崎恭子は、2018年11月3日をもって、齊藤祐也さんとの婚姻関係を解消させて頂くことになりました」と報告。以前から両者合意のもとで別居生活に入り、その後も2人で話し合いを重ねて出した結論であることを語った。

 齊藤氏への感謝をつづる一方で、岩崎さんは写真週刊誌「FLASH」(光文社)の公式サイト「Smart FLASH」が報じた一般男性との不倫疑惑についても言及。「私がこの男性と恋愛関係にあったことは概ね相違ありません」と事実を認め、「大変軽率で恥ずべき行動を取ってしまった」「多くの皆様の信頼を裏切ってしまった事を心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。

 岩崎さんは1992年のバルセロナオリンピックの競泳で、史上最年少となる14歳で金メダルを獲得。一躍、時の人となった。そんな彼女の不倫・離婚という展開に、インターネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。

「イメージが崩壊してガッカリ」

「金メダルを獲得したときの初々しい姿を思い出すと本当に残念」

「別居生活中であっても、正式に離婚してから次の恋を見つけないと」

「離婚、謝罪、反省の流れは、開き直ったりノーコメントを貫く芸能人よりよっぽど良いな」

「ちゃんと不倫を認めてるだけ、潔いとは思う」

 現役を退いてはいるものの、一世を風靡したアスリートによる不倫の衝撃は大きい。岩崎さん以外にも、これまで不倫疑惑が報じられた女性アスリートは少なくない。

 03年にプロ野球選手の谷佳知氏と結婚した谷亮子さんも、そのひとりだ。女子柔道の日本代表として5大会連続でオリンピックに出場し、金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル1個という実績をひっさげて参議院議員として活動していた亮子さんは、12年に男性秘書との不倫が報道され、15年にも「週刊現代」(講談社)などが“イケメン秘書”との不倫を報じた。

 野球評論家・斉藤和巳氏との不倫疑惑を報じられたのは、プロゴルファーの上田桃子さんだ。斉藤氏とタレント・スザンヌさんが離婚した際に原因として名前が挙がったが、上田さんは疑惑を否定し、自身のブログで誤解を招かないよう気をつけたいと謝罪した。

 ほかにも、17年12月には「週刊ポスト」(小学館)が女子マラソン・岩出玲亜選手の“新婚コーチ略奪愛”を報じた。突撃取材を受けた岩出選手と男性コーチは同棲疑惑などを否定しているが、選手とコーチという関係もあって波紋を呼んだ。

 公の場に出る機会の多いアスリートだからこそ、誤解を招くような軽率な行動は控えたほうがいいのかもしれない。
(文=編集部)

2018.11.06 ビジネスジャーナル
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