「かるたの聖地」として知られる大津市の近江神宮で3日、世界初の競技かるた国別対抗団体戦が開かれた。日本を含む8カ国の選手が
熱戦を繰り広げ、フランスが優勝を飾った。

海外からは米国、イタリア、中国、ブラジル、ハンガリー、フランス、タイの7カ国の選手が参戦。日本代表として10月の大会を勝ち抜いた
小中学生の2チームと、特別参加の留学生チームを加えた計10チームが3人一組の団体戦で争った。

決勝では日本とフランスが対戦。約1時間にわたる熱戦の末、フランスが勝利した。主将のロマン・エデルマンさん(29)は「チームのみんなが
粘り強く戦ってくれたおかげ。世界一になれてうれしい」と喜んでいた。

競技かるたに青春をかける女子高生の姿を描いた漫画「ちはやふる」のアニメ版が海外にも配信され、かるた人気に火が付く中、大津市などが
観光振興や国際交流を目的に開催した。

https://www.sankei.com/west/news/181103/wst1811030018-n1.html