サッカーで実戦デビューを果たしたボルト氏(AP)
 陸上男子100メートル、200メートル世界記録保持者ウサイン・ボルト氏(32)が、プロサッカー選手になるという夢を、引き続き追い求める意向を示した。

 8月から練習参加していたオーストラリアAリーグのセントラルコーストではプロ契約に至らなかったことが2日に発表されていた。一夜明けた3日、オーストラリア紙ヘラルドサンのインタビューで「うまく行かなかったのは悲しいが、大きな経験を積めた。願わくば、違うチームで違うチャンスを得たいね。私の代理人に連絡が届いていると思う。まだ学んでいる途中だが、すごく成長できたしうまうなっていると感じている」と前向きに語った。

 2017年8月に陸陸上から引退したボルト氏は「長年の夢」というプロサッカー選手を目指し、プロチームの練習に参加。MF香川が所属するドイツ1部ドルトムントのほか、南アフリカ、ノルウェー、そして今回のオーストラリアと、すべてプロ契約には至らなかった。

 セントラルコーストからはオファーは受けたが、地元メディアによるとクラブから提示された年俸は15万豪州ドル(約1200万円)。ボルト氏側の要求する300万豪州ドル(約2億4000万円)とは大きな開きがあった。クラブはスポンサーを募ってオファー増額を試みたものの合意には至らなかった。

11/3(土) 22:45配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181103-00000216-spnannex-socc

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