楽天は10月31日、来季のコーチングスタッフを発表。1軍打撃チーフコーチにロッテを退団した金森栄治氏、
同投手チーフコーチにBCリーグ富山の監督を務めた伊藤智仁氏、同バッテリー兼守備作戦コーチに横浜DeNAを退団した光山英和氏が就任し、石井一久GMの人脈が色濃い組閣となった。
一方、2軍バッテリー兼守備作戦コーチに、ヤクルトのバッテリーコーチを退任した野村克則氏(45)が就任。
楽天には10年ぶりの復帰となるが、気になるのは野村克也氏(83)の存在だ。独り身になった父の世話をどうするのか。直撃した。(塚沢健太郎)

−−なぜ楽天に行くのか

「三木(肇=今季ヤクルト2軍チーフコーチ、41)が2軍監督になるのが一番です。年は違いますが同期入団で、一緒にやりたかった。
違うチームに行って、いろんな選手を指導して自分のスキルを高めたいというのもありました」

−−ヤクルトのコーチは5年間務めた

「2015年にはリーグ優勝できましたし、最後はフェニックス・リーグで優勝して高津監督を胴上げすることもできた。感謝しかありません」

−−1軍コーチならともかく、ポストが2軍だから迷ったのでは

「そこは本当に悩みどころでした。ヤクルトも同じ条件ですから。一番の心配はお父さん(克也氏)ですよ」

−−そこをみんな心配している。今は都内の同じ敷地内で生活をしているが、どうするのか

「この仕事をしていれば、2月や今の時期はキャンプに行っているので、どこのチームでも同じ。
楽天の2軍は、(寒い)3月は仙台へ戻らず浦和を拠点に試合をやっているし、ビジターゲームは全て東京近郊。
それなら半分は家からでも通えるので、今とあまり変わらない。そこも引き受けた理由のひとつです」

−−ノムさんに報告は

「しました。自分がいいと思うなら行けばいいし、必要とされるうちが華だからという話をしてくれました」

−−「ヤクルトにいた方がいいんとちゃうんか」とかは?

「それは言われました。人生いろいろありますね」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00000007-ykf-spo
11/2(金) 16:56配信