0001豆次郎 ★
2018/11/02(金) 00:08:57.33ID:CAP_USER9◇体操・世界選手権第8日(2018年11月1日 カタール・ドーハ)
女子個人総合決勝が行われ、村上茉愛(日体大)が合計55・798点で、同種目で日本初の銀メダルを獲得した。表彰台は日本勢として09年大会の鶴見虹子以来、9年ぶりり。寺本明日香(ミキハウス)は54・299点で10位、シモーン・バイルス(米国)が金メダルを獲得した。
13年からリオ五輪を含めて世界大会を4連覇したバイルス(米国)が休養で不在だった昨年大会、村上は予選をトップで通過。日本女子初の金メダルを視界にとらえ、決勝前夜は一睡もできなかった。平均台で痛恨の落下があり、3位と0・1点差でメダルを逃して号泣。「体操人生で一番、緊張した。あのプレッシャーの中で実力を発揮できなかったのは悔しい」。あれから1年。この日は因縁の平均台をクリアし、最終種目の床運動でメダルを決めた。
7月下旬、段違い平行棒の練習の着地で右足首を負傷。「足首がなくなったと思った」というほどで、全治3カ月の診断で大学生活の集大成、全日本学生選手権(8月)も回避せざるを得なかった。現地にはテーピング用のテープを普段の遠征の5倍持ち込んだが、予選2日前の10月25日には右スネも負傷。満身創痍だったが、エースのプライドが痛みを打ち消した。
今季復帰し、今大会は腎臓結石を抱えながら演技するバイルスと、初めて個人総合の同じ班で回った。村上が「最強。化け物。近づこうなんて100年早い」と言う同学年の21歳には及ばなかったが、大会最終日の3日、連覇が懸かる種目別の床運動で再戦。ベストを尽くし、最強女王の背中に迫る。
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