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今や主演クラスの女優として大活躍中の有村。そもそも、女優は高い演技力とルックスで観客や視聴者を魅了し、憧れる女性も多い仕事かつ、就くことが難しい職業の一つだろう。そんな中、カウンセラーに興味があったとは意外な話だが、有村以外にもこれまで「女優以外の道を進むとしたら」という問いに、思いがけない職業をあげた人気女優がいる。

「例えば、満島ひかり(32)。若手も憧れる実力派女優としての地位を確立していますが、雑誌のインタビューでの『女優になっていなかったら?』という質問に、『地元の地方新聞の記者か国語の先生』と答えていました。理由は、人々が持つ誤解とか矛盾や、秘められた思いなどをもっと知りたいとか。桐谷美玲(28)は薬剤師。母親が薬剤師で、その影響だそうです。母の勤め先に行った際、白衣を着て客に薬の説明をしている姿を見て『かっこいい』と思ったと、WEBマガジンで明かしていました」(テレビ情報誌の編集者)

 有村と同様、それぞれ第一線で活躍する女優だが、薬剤師や地方新聞の記者を選択していたら……と想像すると非常に興味深い。

 他にも、広瀬すず(20)はバスケットボールの監督と発言している。小学生の頃からバスケ部で活躍していた広瀬。ある先生がオシャレな服装でバスケもうまくて『かっこいい』と思っていて、オシャレで厳しくて強いチームに憧れていたそうだ。

■自衛隊に入っていたかもしれない「あの女優」

 広瀬は、芸能界に入った理由について「事務所の社長に声を掛けられて断りきれなかったから」と語っている。仮に、その誘いがなければ、何らかの形でバスケに関わっていたかもしれない。その一方で、「実際に別の仕事に進む岐路に立たされた女優もいる」と語るのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。

「それは本田翼(26)です。14歳でモデルとしてデビューした本田ですが、大学受験に失敗した時に母親から仕事をするか、もう一度勉強するか、自衛隊に入るかの3択を迫られたそうです。それがキッカケで、芸能界で仕事をすることを決めたとか。結局、女優として大成しているので選択は間違ってなかったわけですが、売れている女優は表現力以外にも、体力や客観的視点など総合的な力があります。もちろん、他の仕事をしても成功する可能性は高いと思いますよ」