俳優の阿部寛(54)と女優の常盤貴子(46)が31日、都内で行われたNHK BSプレミアムのドラマ「遙かなる山の呼び声」(11月24日、後9・00)の取材会に出席した。

山田洋次監督(87)の同名映画をドラマ化したもので、阿部は故高倉健さんが演じた田島耕作を、常盤は倍賞千恵子(77)が演じた風見民子を演じる。

阿部は2011年にも山田作品「幸福の黄色いハンカチ」のドラマ版に出演しているが「正直、プレッシャーは非常に大きかった。
山田先生から声をかけていただいて、やらない手はないと思いました。今は感無量の気持ちです」と明かした。

常盤も「プレッシャーはありましたが、映画を知らない世代に知ってもらうのも、私たちの役目だと思って決心しました」という。

阿部は苦労したシーンに搾乳を挙げ、「結構練習しましたね。難しいんですよ。
やってみて牛のかわいさや性格が分かりました」と振り返ると、常盤も「牛が大好きになってしまいました。携帯の待ち受けも牛です」と笑顔を見せた。

北海道は9月の地震のため、停電で酪農農家が搾乳できない事態に。
常盤は「胸が痛くなった。このドラマが少しでも皆さんの支えになったら」、阿部も「少しでも酪農農家や北海道のためになったらうれしい」とエールを送った。

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2018年10月31日 14時10分 デイリースポーツ

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