俳優の坂上忍(51)が19日、自身がMCを務めるフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)の生放送に出演。17日に予定していたさいたまスーパーアリーナ公演を「動員に関する契約上の問題」でドタキャンした歌手の沢田研二(70)について言及した。

 取材陣に「さいたまスーパーアリーナでやる実力がなかった。責任は僕にある」と語った沢田に対し、坂上は「ご自身の言葉でお客さんが入っていなかったと口にする。いろいろな覚悟があったと思う」と神妙な表情。「(沢田は)働き盛りの最後を感じながら仕事をしている。僕は分かるところがある」と沢田の、イベンターや観客動員数に対する姿勢にうなずいた。

 さらに、「普通はイベンターさんがいて、事務所がアーティストを守る側じゃないですか。イベンターさんと事務所側がやりとりして、そこにご本人はいなくてもいいぐらい。今回の場合は、イベンターさんと事務所が一緒にご本人に『やって!』って図式になっちゃてる」と指摘。
「海外だと観客動員数の問題で中止にすることよくあるじゃないですか。『やるからには、あんたら(イベンター)も死ぬ気でやってくれるんだろうな』って、責任を明確にしたいという思いもあった気がする」と沢田の真意を推察した。

 最後には「こういうこと言うと怒られてしまうかもしれないけど…」と前置きしつつ「65、70歳、いくつでもいいんですけど、一定の年齢を過ぎた方はもう刑事事件とかじゃない限り、
目線を変えるというのはありなんじゃないかと僕は思っている」と持論。「たとえば女性関係でやんちゃしちゃいましたって方が70歳で、その年齢だったら、そちらの関係者の方だけで何とかしてくださいって考え方じゃダメですかね」と私見を語っていた。

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