「そうですか…。でも球団は金本監督の続投を前提にしてコーチ人事などの内示を行っていますが…」
「それは後でなんとでもなる。金本監督では来季、もう無理やろ。任期途中(今季から3年契約)でも仕方ない。それから後任は誰がおるねんな?」
「球団内の評価が高いのは矢野二軍監督です」
「そうか。それなら矢野二軍監督の昇格で早くまとめなさい」
金本監督の契約期間はまだ来季から2年残っていました。球団からの解任通告となれば、残りの年俸を支払う義務が生じますが、
約4億円を支払う結果が待っている状況下でも「辞任勧告」を指示した藤原−秦両首脳の意思は極めて固かったようです。