マッシモ・フィッカデンティ監督(50)を更迭したJ1サガン鳥栖が10日、約2カ月ぶりに練習を公開した。
指揮を執る次期監督の金明輝コーチ(37)は「選手の力や今後の対戦相手を見ると、ネガティブになる必要はない。
しっかりとコミュニケーションを取っていきたい」と、練習中から積極的に選手と1対1で対話。

一体感を高め、自動降格圏内の17位から逆転残留を果たす。

マッシモ体制では8月9日から練習の非公開が続いていたが、金明輝コーチは「一緒に残留させたいというサポーターの思いも乗せたかった。
頑張れという声もチームの活力になる」と公開を決断。サポーター約50人が見学に訪れた。ウオーミングアップから選手やスタッフが笑顔をのぞかせる一幕もあり
「練習中に笑ってはいけない」という空気があったという前体制の練習とは一変。原川力(25)は「前向きにというか、明るくみんなで練習できている」と雰囲気の変化を実感した。

金明輝コーチはハードワークをして厳しく守る戦いを継続する一方で、「点を取らないと勝てない。攻撃に関わる人数やフィニッシュの精度を上げる練習をする」と説明。
10日の紅白戦ではボランチに積極的な攻撃参加を促した。明るく前向きに残り5戦を戦い、最後にチームもサポーターも心の底から笑う。

10/11(木) 15:05配信 西日本新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00010012-nishispo-socc&;pos=3

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