サッリ監督、DFルイスを開幕から7試合連続で起用 「彼は素晴らしい選手」

 今季からチェルシーの指揮を執るマウリツィオ・サッリ監督は、ブラジル代表DFダビド・ルイスについて「想像以上に良かった」と良い意味で衝撃を受けたという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えている。

 ルイスは今季、プレミアリーグ開幕から全7試合にフル出場を果たしており、9月29日のリバプール戦(1-1)ではブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのシュートを際どいところでクリアするなど好パフォーマンス見せた。昨季、トレーニング場でアントニオ・コンテ前監督と口論となり、ラスト3カ月をトップチームから外された選手としては、素晴らしい復活劇と言えるだろう。

 サッリ監督はルイスについて、「想像していたよりも、選手としても、人間としても非常に良い。以前に何が起きたのかは分からないが、私はここに着任してからすぐに、彼は素晴らしい選手だと感じたよ。非常にテクニカルなセンターバックで、彼にはとても感謝しているよ」と口にしている。

 また、ルイスの性格面についてダイレクトの思いを伝える選手だと分析し、「何か監督、つまり私に言いたいことがあったら、彼は真っすぐ私の元に来る」と明かした。その純粋さがコンテ前監督とトラブルになった原因か問われると、「分からないね。でも私はそういう人間が好きだよ」と笑顔でコメントしている。

「私が来た時、彼は少し混乱していたように見えた。なぜなら、2シーズン前まではチームの主役だったのに、それから半年間はプレーしていなかったわけだからね。私が思うに、彼はとても良い選手だ。すごくテクニカルで、ディフェンスラインから非常に良い起点となってくれる。だから、彼は私には合っているんだ」

ルイスも指揮官に全幅の信頼 「世界中を見ても、これをやってくれる人はなかなかいない」

 一方、ルイスもリバプール戦後にチェルシーの公式動画でサッリ監督について言及している。

「サッリは僕たちにサッカーをする喜びを多く与えてくれる。楽しもうとしているし、彼は大きな自信も与えてくれる。何を求めているのかを見せてくれて、試合については詳細に教えてくれる。全てのことに熱心だし、人間性もファンタスティックだ」

 指揮官に全幅の信頼を寄せているルイス。今やサッリ監督に心酔しており、その魅力を次のように語った。

「彼は僕たちに毎日、『世界一素晴らしい。だから君たちは楽しむべきだ』と言ってくれる。しかも笑顔でだ。世界中を見ても、これをやってくれる人はなかなかいない」

 新監督の下で復活を遂げたルイスは今、充実の日々を送っているようだ。
https://www.football-zone.net/archives/138760/2


チェルシーがダビド・ルイスと1年間の契約延長か 英紙報道
http://news.livedoor.com/article/detail/15395002/