https://lpt.c.yimg.jp/amd/20181011-00165291-the_tv-000-view.jpg

10月10日スタートの新ドラマ「獣になれない私たち」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)第1話が放送された。現代に生きる人々のリアルを痛い程に描いた作品であると分かった視聴者が「ラブコメって聞いてたのに違う!?」「いい意味で思ってたのと違う」「1話だけで何個の社会問題が出たのか」とSNS等で感想を言い合い、話題となっている。

新垣結衣と松田龍平のW主演作となる「獣になれない私たち」は、常に笑顔で仕事も完璧にこなす深海晶(しんかい・あきら、演=新垣)と、世渡り上手で女性にモテるが毒舌の根元恒星(ねもと・こうせい、演=松田)が偶然出会い、人前で見せる顔の裏で何を思っているのかをぶつけ合っていく物語で、確かに公式ではラブ“かもしれない”ストーリーとコメントされていた。

第1話では、本能のまま、野性の獣のように、自由に生きられたらラクなのに…と思いつつも、そうもいかずに頭でっかちに過ごす晶の、身も心もすり減るような日常が描かれた。

晶が勤務する会社の面々は、剛腕だが人使いの荒い社長の九十九(山内圭哉)や、何でも人任せの営業担当・松任谷(伊藤沙莉)、無気力な新人の上野(犬飼貴丈)など、勝手気ままなメンバーばかり。

晶は松任谷や上野のフォローやミスの挽回に徹し、全方位に気を遣いすぎて疲れが溜まってしまう。(以下、ネタバレが含まれます)

プライベートはというと、恋人の京谷(田中圭)とは4年付き合っても結婚に向けて具体的な話は出ず、京谷の母・千春(田中美佐子)が繰り出すデリカシーに欠ける会話に辟易していた。

そんな晶がストレスを溜めて駆け込むのが、行きつけのクラフトビール店「5tap」。その日の気分に合ったビールを飲んで気持ちを切り替えるのが晶の日課だった。

ある夜、仕事のストレスで気が滅入った晶は「5tap」でビールを3杯がぶ飲みする。店の常連である恒星に「いつもの笑顔がないね」と話しかけられ、晶はイラついたまま恒星と語り合う。

帰り道、恒星から「バカになれたらラクなのにね」と言われた晶。そのセリフは、毎日を頑張る晶に響いたのだろうか。翌日、晶は人の見た目を気にした柔らかな印象の服装ではなく、自分の着たいハード系の服と履きたいブーツで出社した。

ドラマ「獣になれない私たち」は初回にしてすでに、パワハラ、セクハラ、マリッジブルー、本気の恋など、胸にズシンと突き刺さるテーマの数々が描かれている。それもそのはず、2016年大ヒットとなった「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)を手掛けた野木亜紀子が、オリジナル脚本でドラマの世界を生みだしている。Twitterには「働きすぎの晶さんに“逃げるは恥だが役に立つ”という言葉を教えたい」と、2作品を関連付けるようなつぶやきも見られた。

新垣結衣と松田龍平の共演を期待していた視聴者からは「ラブコメって聞いてたのに…」「いい意味で思ってたのと違う」と称賛の声が届き、「1話だけで何個の社会問題が出たのか」「バカになれたらラクなのにね。本当にそう思う」「最後ガッキーのブーツにしびれた」と、晶の境遇を同情する人も多かった。

今後、晶と恒星の物語が“ラブストーリー”になっていくかも含めて注目される新ドラマだ。
10月17日(火)放送の第2話では、人の仕事までさせられていた晶が、九十九に業務分担の改善要求書を突き付ける。「5tap」で再び出くわした恒星とは、一目ぼれについて話をする。(ザテレビジョン)

10/11(木) 11:15
ザテレビジョン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181011-00165291-the_tv-ent

関連スレ
【視聴率】新垣結衣&松田龍平主演『獣になれない私たち』初回視聴率は11.5%
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1539217075/