紅白歌合戦に向け早い段階から動きを見せていたハロー!プロジェクトだが、ここにきて、吉澤ひとみの飲酒ひき逃げ事件が尾を引いている。

「今年が結成20周年のモーニング娘。は、2007年以来遠ざかっているNHK紅白歌合戦に何としても復帰するため、早い段階から出場へ向け動いていたんです。現役とOGを含めスペシャルステージを準備していたのですが、吉澤の逮捕で全てご破算になってしまったそうです」(テレビ誌デスク)

モー娘。同様、かなり早い段階から精力的に動いていたのが、アニバーサリーイヤーの和田アキ子(68)だ。

「デビュー50周年の和田は、紅白復帰に事務所の総力を挙げて並々ならぬ意欲を見せていますよ。今年は『うたコン』や『ごごナマ』(ともにNHK)に出演し、局側へゴマをすっていたんですがね……」(芸能プロ関係者)

ただ、NHKとしては和田復帰へは後ろ向きだという。

「16年に落選した際、和田は怒りを込めて“NHKからオファーがあっても出演しない”と絶縁宣言し、局側を悪者にしたんです。NHKにしてみれば、その数年前から功労者としての花道をつくるから紅白引退宣言をするよう事務所サイドに勧めていた。でも、事務所側が彼女に話をせず、ずるずる来てしまっただけ。それなのにNHKが一方的に悪いと言われたんですから、紅白スタッフは彼女にいい気分は抱いていないですよね」(前出の芸能プロ関係者)

芸能界のゴッド姉ちゃんも、紅白だけは“おまかせ”にならないようだ。

「今年は昨年の安室のような注目人物やメガヒット曲が出ておらず、NHKはどう特色を出すか悩んでいる。そこで出たテーマが『平成最後の紅白』だそうです。なので『U.S.A.』で再ブレークしたDA PUMPは当確ですよ。平成を代表するモー娘。も、本来なら大きなチャンスの年だったんです。意外なところでは、平成を代表する歌姫・浜崎あゆみの復活も検討されているそうですよ」(芸能ジャーナリスト・浅見麟氏)

まだまだ波乱はありそうだ。

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